■シルデナフィルは高血圧症の薬?

★バイアグラと成分が同じとはどういうことですか。

バイアグラをもう長年にわたって服用しています。

55才のときにうつ病になって、61才になる今日までバイアグラのお世話になっています。

バイアグラのおかけでED症状に悩まされたのは、うつ病発症後の1年だけで、うつ病が改善してからは少しずつセックスに対する意欲もわいて、バイアグラを処方してもらうようになりました。

妻と二人三脚でED治療薬を探し、バイアグラにするか、レビトラにするか、それともシアリスや他のジェネリックにするかと選択に時間をかけたこともあって、バイアグラには愛着のようなものがあります。

妻がその後もバイアグラのオタクのようになっていろいろ調べているのですが、「バイアグラに入っている成分と私が飲んでいる高血圧の薬の成分が同じだ」といって妻が喜んでいます。

バイアグラと成分が同じとはどういうことでしょう。

★バイアグラも高血圧も、血管拡張が必要な病気です。

簡単に言ってしまうと、ED治療薬であるバイアグラ (Viagra) というネーミングは登録商標であって、他では使用することができないので、肺動脈性高血圧症の薬として使われたときには「レバチオ(Revatio)」という名称になったということです。

ですから中に含まれている成分の一部は、バイアグラと同じクエン酸塩です。

奥様はこのレバチオという薬を服用されていると思います。

もともとこのクエン酸塩は狭心症の薬を開発するために使われていました。

狭心症は心臓の血管が細くなって血流不全を起こすことで発症しますから、血管を拡張して血液の流れを取り戻してやることが必要だったのです。

そのメカニズムと改善策は、高血圧や勃起不全も同様でした。

そこで結果的に同じ成分が使われるようになりました。

バイアグラだけではなく他のED治療薬にもクエン酸塩は使われています。